20代の僕らが考えるキャリアサロン

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成長志向型人間は恋愛に向いていないのか。

 

どうも、ぺぱねぇです。

バイトでペッパー君を操るペッパー姉さんをしていたことから、縮めてぺぱねぇ。

 

 

海外大学院を出て就職活動をしながら、現在ギャップイヤーを謳歌しています。

専攻は平和構築で、世界で一番困ってる人のために働くという夢があります。

 

真面目に就活するかと思いきや、新しい言語の勉強を始めたり、相変わらず平和構築NPOで忙しかったり、はたまた週末はビジネス・ファイナンスの塾に通い出す今日この頃。24時間年中無休、常に目標もって忙しく何かに向かって頑張っていたいタイプの、比較的「成長志向型人間」の部類やと思います(実際どれくらい成長できてるかはこの際横においといてーー)。

 

このタイトルをクリックしちゃった、あなたも多分そうかも?

 

何か目標に向かって頑張って、常に新しいことを勉強し、日々前進成長していること、そのために努力を惜しまないことがいつも正しいかのような、そんな成長・努力信仰的価値観を持っている人は、程度の差こそあれ珍しくないはず。

そんな成長志向型人間たちがあちこちに生息する昨今の世の中ですが、心の中でずっとモヤモヤしていたことがあります。

恥ずかしくてなかなか言い出せなかったのですが、今日はいっちょぶちまけてみたい。

 

すばり「成長志向型人間は恋愛に向いてない」んじゃないかって思うことが少なくないのです。
 

以下理由を述べていきます。

身に覚えのありそうなそこのアナタ、どうぞ最後までお付き合いおねがいします(^^)/

 

1.恋愛は結果が努力量に必ずしも比例しない。

高校生のときは部活に大学受験、大学生になってからは授業に留学に課外活動に、そして社会人になってからはお仕事に勉強に!って、頑張ることが当たり前になってる成長志向型人間たち。もちろん元々の才能や運も関係しますが、勉強だってお仕事だって正比例じゃないにしろ、努力量が結果に影響を与えうる可能性は大きいように感じます。

しかし!

恋愛は、必ずしも頑張ったからってうまくいくわけじゃありません。

努力量と比例するどころか、「振り向いてくれない人こそ追いかけたくなる!」なんていう男にあたった日にゃ、頑張れば頑張るほど結果が出ないことだってある!理不尽!!

私も、献身的にイイ感じになった彼の就活の応援していたところ、「ぺぱねぇには、俺が頑張っても届かないくらいでいてほしい。」という謎の振られ方をしたことがあります。

 

なんでやねん。
 

このタイプはまた、成長志向型人間に多く、恋愛すら自らの成長の材料に変えていきたいため、自分に振り向きすぎる女より誰かを追いかけていたい心理が働きます。

努力すれば結果は報われる!と信じている成長志向型人間にとって、努力量が結果に必ずしも結びつかない、どころか悪影響さえ及ぼしうる恋愛は「え。じゃあどうしたらいいん?」と、路頭に迷うことも少なくないはず。

 

2.PDCA回しにくい

お仕事であれば、失敗したら原因を分析して次回以降の改善に繋げればいいわけです。失敗は成功の母、あらゆる失敗が明日への成長への糧になります。

PDCA、つまりPlan、Do、Check、Actionを繰り返して改善し、成長していけばいいわけです!そうだ!そのとおりだ!!ゆけ!失敗など怖くない!わはは!

 

しかし!

 

恋愛は究極的には人のキモチ

好きになるのも、好きじゃなくなるのも、明確な原因があるときもあれば、ないときもある。更に原因があったとしても、それらは個人の性格に依るところが大きいため、次回に適用できる汎用性はお仕事や勉強に比べると高くありません。

たとえば、毎日電話しなかったから振られたんだ、、、と原因分析してみても、次の彼女には毎日電話をし続けてウザがられた結果振られることもあるわけです。

挑戦し、失敗してもそれをバネに前進してきた成長志向型人間たち。

 

「失敗を糧にできない...だと?」

 

ここでもまた別の壁にぶつかります。

 

3、恋愛は成長型志向というより現状維持が目的になりがち

常に新しいことを勉強し上昇していたい成長志向型人間たち。

 

しかし!

 

恋愛は成長が明確な勉強や仕事に比べると、「互いを好きでいる」という現状維持が目的となる傾向が強いように感じます。

もちろん、お互いを更に知っていく過程でもっと好きになっていく、もしくは常にお互いを人間的に成長させあう素晴らしい関係もあるでしょう。

しかし、まだ初々しい付き合いたてホヤホヤ状態から始まって、だんだんお互いを知り慣れてきて、もっと好きになって、もしくは幻滅して、たまには倦怠期に入って、また新しい一面を発見して、と思ったら倦怠期に入って、またいい感じになって…

を繰り返しているうちに、ある点に到達すれば、多くの関係は「互いが好きである」という状態の維持が目的になっていく傾向があると思います。だって、お互いが好きな状態においては、一緒に楽しい時間を過ごす、それ以上に付き合う目的はそもそも必要ありません。

しかし、成長志向型人間たちにとっては、ベクトルがいつもと違う恋愛は、なんだか何が目的でどっちに進んでいけばいいかよくわからないような、そんな違和感があるのではないでしょうか。変化がなく、停滞感があるような、そんな焦りはありませんか。

 

ここで、一緒にいることがお互いの成長につながるような、成長志向型人間同士付き合うという手も考えられます。

実際、私も成長志向型の人間たちとお付き合いすることが多かったです。

かといって、そんな人のうちの一人だった彼に、最近起こったどうでもいい話をしていた当時、

 

「一緒にいる時間はさ、できるだけぺぱねぇが最近勉強したことや、新しく覚えた英単語を教えてほしいんだ(^_-)-☆」

 

と言われた日には、

 

(私お前の成長のツールかよ。)

 

と心の中で全私がツッコミを入れました。成長できる恋愛がいいと言いつつ、露骨に自分の成長のために付き合っていると感じさせられると嫌気がさす、人間のキモチとは一枚岩ではいかないものです。

やはり恋愛を恋愛たらしめるものは、目標も理由もない純粋な好きという気持ちなのではと思います。それはもしかしたら、必ずしも成長や変化と結び付くものではないのかもしれません。

あるとすれば、一人の人間と向き合っていく恋愛の過程で得られる「人としての成長」はありうるでしょう。

ここで次に問題なのは、新しい知識やスキルを身に付ける意味で、常に成長することを目的としやすい勉強や仕事と比べて、恋愛を通して得られる人としての成長は、目に見えにくい。しかも傷つく恋愛をして強くなることもあれば、傷心しすぎてへそ曲がりな思考に陥ることもある。

そしてそもそも、恋愛によって得られる人としての成長って、勉強や仕事を通して得られる成長と発生のメカニズムが違うのでしょう。だから難しいし、常套手段だった努力や失敗の分析と改善も通じない…!なんてこった...!

 

以上、成長志向型人間は恋愛に向いてないのでは、、、と考える理由三つでした。

...ただし、この記事を通して絶賛恋愛できない自分を援護したいわけではない!

だって、成長志向型だけど彼氏さん彼女さんと良好な関係を保っている人、たくさん、います!ええそうです、いるんです!!

というわけで、全国の同じ悩みを抱える成長志向型人間の皆様を救う提案、コメント、感想お待ちしております。

 

今日はここまで。