20代の僕らが考えるキャリアサロン

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【1,2年生,就活生注目!】就活PDCAのすゝめ②実践編

 

皆さんお疲れ様です!かぜはやです!

前回は就活pdcaの考え方の紹介とその利点に関して書きました。

今回は実践編と称して、僕のテンプレをもとに具体的な例を考えてみたいと思います!

早速見ていきましょう!

※特定されないようにやや省略しております!

 

---ベンチャー企業A社の例---

<事前調査> (=整理、仮説構築のフェーズ)

■業界

IT

■事業

人材、ヘルスケア

※どのような事業に取り組んでいるか。それらにはどのようなシナジーがあるか。今どのような分野に投資し、どう企業価値を向上しようとしているのか。

■収益構造

どのような構造で収益を上げているか。

■競合

人材、ヘルスケア等それぞれにおいてそれぞれ競合がいる。

※どのように差別化が計れているかを考える。

■市場規模

人材市場は5.5兆円。

ヘルスケア業界の市場は現在13兆円

※数字は某企業の情報参照

■市場の展望

少子高齢化は不可避?2030年には医療、ヘルスケア業界が日本最大の産業になる?(37兆円と予想)

・働き方改革等により、人材の流動性は上がるか?

■資本金/時価総額/キャッシュフローetc. 気になった数字

■営業の風景(相手、内容、付加価値を予測する)

基本は提案営業。顧客が利益を得れば得るほど企業も儲かる仕組み。同じ目標に向かってるので結果に迷いなくコミットできそう。

※僕は営業職志望なので、ここの確認を大事にしていました。

■求める人物像

自分の該当する点をピックアップすると、備忘録となります。

< 選考所感>(検証のフェーズ)

●一次集団面接

・計画

ヘルスケア事業への想いを伝える。集団なので歯切れよく端的に。

※この企業はヘルスケア事業への投資を少しずつ加速させている段階かつ、新たなサービスに取り組む人材を欲している様子であり、僕はヘルスケアに興味があったので、そこに関わりたい旨強調しました。

・流れ

3分で自己紹介→困難とそこからの学び→逆質問

・反省

端的に喋れた。計画に沿う形で、企業に入る妥当性も伝えられた。

リソースの配分はヘルスケア等新規サービス<既存事業の強化の時期らしい。

※ヘルスケア志望の僕にとって、この時点でマッチングが怪しくなります。計画ありきで情報を取りに行った結果の気づきです。

 

●二次個人面接

・計画

ヘルスケアへ事業の参画の可能性を量る。

※この頃は事業領域にかなりのこだわりを持っていました。

 

・流れ

ベンチャーが好きな理由→ヘルスケア事業の改善点→就活どんな感じか?

・反省

ヘルスケア事業について熱く語った。が、どうやら新卒では参画が当分難しそうで志望度が下がった。

他事業にはあまり興味がわかないので、他の魅力を探す。

※結果この選考にて不合格となります。冷めたのがバレたのか、ヘルスケア事業へのコメントがイケてないと思われたのか、全く別の理由でしょうか。

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●某ベンチャー企業に関する振り返り

こちらの企業の場合は、自分の中で「おや?」と疑問が現れたタイミングで、ご縁がない結果となりました。(貴社の発展を祈っております!!)

その疑問というのも、自分の指標をもち、情報を意図的に取りに行った結果なので、むしろ抱くべきであった健全な疑問と言えます。仮に入ったとして、おそらく後悔することになっていたでしょう。

このように、受かるためというのも勿論、入って後悔が残る企業を選別するためにも、意味ある指標による分析は肝要なのです。

 

●常にup to date

さて、楽に分析を進めるためにも、テンプレを常に最新のものにアップデートしておくことが必須です。

枠組みを完璧に作ってしまえば、あとはある意味作業的に情報収集を行えるので、行きや帰りの電車でリサーチおーわり!といくんですね。

枠組みの更新は、自分の中で考え方がどのように変化したかのログでもあります。逐一残すことで、飛躍なく細かに思考を追うことができます。

 

●企業選びの本質はどこにある?

ところで僕は例えば「絶対商社!」的な憧れは抱いておらず、

「いろんな企業を見てみて、いろんなことを考えて決めようかなー」

というスタンスでした。単純に話聞くの楽しかったしね。

そこで感じたのは、ただ数を重ねるのではなく、特定の指標に注目することで、一つ一つが意味を持ってくるということです。

例えば上記のテンプレもかつて自分の中で本当に大事にしていた、いわばファーストキャリア必須要件でした。

ではどう考えこの構成となったかというと、

・営業インターンの経験から、ファーストキャリアは営業で始めようと考えた。

・医・死への興味が強く、医療ヘルスケアへの事業に関われたら充実感を持てそうだなと考えた。

このように、その時々の大事な指標を過去現在の体験や考えから明らかにし、それに即して内省をすることで、企業との接点のひとつひとつを、認識の伴うものとして過ごせる、ということがお分かり頂けたのではないでしょうか。しかも楽に。(←これ大事)

 

さて、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!